京都府では、福祉事業所において府が独自に取り入れている「きょうと福祉人材育成認証制度」というものがあります。
福祉を若者が魅力を感じ、就職したいと思える業界にするために京都府は、急速に拡大・成長する福祉業界の人材確保を喫緊の重点課題と捉え、様々な事業を展開してきました。
しかし、「給与や定着率が悪い」、「キャリアパスが見えない」などといった理由で、学生をはじめとした若者がなかなか福祉の業界を選ばない現状を改善するため、福祉業界が若者にとって安心して働ける業界であることを示すために、この制度を創設しました。
この制度を宣言・認証を受けることにより、京都府が、大学、学生、府民に対し、この制度と認証事業所を積極的に広報することで、事業所のPRができ、認証を受けた法人で働く職員も、自分の職場が認証事業所であることで、定着のモチベーションになるなどのメリットがあります。
2020年9月時点で、292法人が認証を受けており、うち高齢者分野では218法人がこの認証を受けています。
人材育成に積極的に取り組む事業所が多数あることを知ることで、介護・福祉業界に漠然と抱く不安を解消することができ、就職活動に当たり人材育成・定着に積極的に取り組む事業所を判断できますので参考にしてみてはいかがでしょうか? 元に戻す
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