福祉施設で働く介護士の年収の全国平均が329.7万円に対し、大阪府は343.8万円となります。
月給で見ても全国平均が23.4万円に対し、大阪府は25.1万円となり、全国水準よりも年収で14.1万円、月給で1.7万円高くなります。関西でも一番高く、他府県から大阪に通勤される方もいらっしゃいます。
また、介護施設でサービスを受ける利用者も東京・神奈川に次いで多いのが大阪府となります。例えば介護老人福祉施設(特養)施設数だけみても東京都の526施設に次いで、429施設と全国2位となります(2018年時点)特に、サービス付き高齢者向け住宅や住宅型有料老人ホームといった、訪問介護などで介護サービスを提供する施設が多いのも特色です。
そんな介護士がたくさん必要な大阪府では、大阪府内で介護職として働くための様々な支援があります。
〇介護福祉士実務者研修受講資金貸付制度
介護福祉士国家試験を受験するため、介護福祉士実務者研修を受講する方(介護業務の実務経験3年以上もしくは3年以上となる見込みの方で当年度もしくは翌年度の介護福祉士国家試験の受験資格を満たす方に限ります)の受講にかかる費用を無利子で貸し付ける制度。なお、介護福祉士実務者研修修了後、1年以内に介護福祉士としての登録を行い、大阪府内の社会福祉施設等で継続して2年間従事した場合は返還が免除されます。
〇再就職準備金貸付制度
1年以上、介護業務の経験のある有資格者(介護福祉士、介護福祉士実務者研修修了者、介護職員初任者研修修了者など)が介護職員として再就職する際に必要な費用を無利子で貸し付ける制度です。
貸し付けを希望し一定要件を満たす方は、再就職に伴い転居が必要となる場合の転居費用、介護の情報収集や学び直しのための費用、通勤用の自転車・バイクの購入費用など再就職に必要な費用について、40万円(一人当たり1回限り)を限度として貸し付けを受けることができます。
なお、再就職の日から継続して2年間、大阪府内の社会福祉施設等で介護職員として従事した場合は返還が免除されます。
そのほかにも、介護福祉士修学資金貸付制度、社会福祉士修学資金貸付制度もございます。
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福祉施設で働く介護士の年収の全国平均が329.7万円に対し、大阪府は343.8万円となります。もっと見る